S-PARKはフジテレビ系のスポーツ情報番組で、毎年12月に選手間でその年に最もすごいと思った選手を分野別に投票する企画をやってるんだ!
今年もやってまいりました!プロ野球ファンならおなじみであろう、S-PARKの100人分の1位の企画。
これは1軍で活躍している100人のプロ野球選手が各部門でその年最も活躍した、すごいと思った選手を投票し、部門No.1を決める企画。
12/5夜には守備部門、12/6夜には走塁部門の発表がありました。果たして今回の結果は誰だったのか?簡単に考察も交えながら見ていきましょう!
目次
- 12/5:守備部門
- 昨年の結果(Top3)
- 今年の結果(第4位~第1位)
- 12/6:走塁部門
- 昨年の結果(Top3)
- 今年の結果(第5位~第1位)
- 次回の部門は…?
目次
100人分の1位:守備部門
守備に関して最もすごいと思った選手が選ばれる部門。球界の守備職人は果たして誰か。
守備部門:2019年度Top3
- 第3位:京田 陽太(中日ドラゴンズ)
- 第2位:菊池 涼介(広島東洋カープ)
- 第1位:源田 壮亮(西武ライオンズ)
3選手とも守備に定評もある選手ですね。京田選手はまだ守備のベストナインと呼ばれるゴールデングラブ賞を受賞したことはないですが、選手からは高い評価を受けているとわかりますね。1,2位は説明不要。忍者とTHE・守備職人。
守備部門:2020年度投票結果
第4位:安達 了一(オリックスバファローズ)
抜群の安定感で毎年高い守備率をマークし、守備で高い評価を得ている選手。今宮選手や源田選手に埋もれがちだが、堅実かつ華麗なプレーで何度も好守で魅せている。特にチームメートからの信頼は厚い。
潰瘍性大腸炎という国指定の難病と闘いながら野球を続けている。今シーズンも78試合の出場ながら見事に上位ランクイン。長年安達選手の守備が評価されている証とも言えるだろう。
第3位:辰巳 涼介(東北楽天ゴールデンイーグルス)
俊足を活かした広い守備範囲と強肩に加えガッツあふれるプレーでファインプレーを連発する外野手。外野手としては元千葉ロッテの岡田選手以来のTop3選出。
特に守備範囲が魅力的で、確実にヒットだろうと思われる打球も簡単に取ってしまう。きっと彼のせいでヒットを損したバッターは多いだろう。
50mは5.7秒、遠投は125mとどちらもトップレベル。個人的に、打撃が更に伸びれば侍ジャパンのセンター一番手だと思っている。
第2位:源田 壮亮(西武ライオンズ)
基本に忠実ながらも広い守備範囲と正確なスローイングで魅せる遊撃手。史上初めて新人から2年連続フルイニング出場達成している唯一の選手。
あまりの守備の上手さから「#源田たまらん」という言葉がプロ野球ファンの中では流行っている。源田のところに打ってしまえば誰もがアウトになると思っている。
守備だけが目立ちがちだが、打撃も4年連続で.270以上としっかり成績を残しており、足も速い。
第1位:菊池 涼介(広島東洋カープ)
アクロバティックなプレースタイルによる広い守備範囲と強肩で魅せる二塁手。どんな打球でもさばいてしまう姿は同じプロ野球選手からも「忍者」とか「サル」と言われている。
S-PARKの守備部門では3年ぶり5度目の一位。昨年、一昨年は2位の源田選手に譲ったが、見事に返り咲いた。
今年の凄さはなんと言っても守備率。509回の守備機会でエラーは0。守備率10割でシーズンを終えたのは二塁手史上初。球際の打球もさばきながらエラー0で終えるのはさすがというしかない。この守備率10割を理由に投票した選手も多かった。実力以上に結果が評価された1位だっただろう。
来年も源田選手と菊池選手の争いになるのか、はたまた守備職人の新生現るか?
100人分の1位:走塁部門
走塁に関して最もすごいと思った選手が選ばれる部門。球界のスピードスターは果たして誰か。
まずは昨年の順位のおさらいから。
走塁部門:2019年度Top3
- 第3位:近本 光司(阪神タイガース)
- 第2位:山田 哲人(東京ヤクルトスワローズ)
- 第1位:周東 右京(福岡ソフトバンクホークス)
近本選手はルーキー、周東選手は支配下1年目。新生が上位にランクインした昨年でしたが今年は果たして。
第5位:西川 遥輝(北海道日本ハムファイターズ)
2016年~2018年は3年連続で本企画で1位になった選手。足の速さと盗塁技術には長年定評があり、今年は250盗塁を達成。バッティング技術も非常に高く、毎年高打率を残している。
スタイルが良く、すごくイケメンなので女性ファンから絶大な人気を誇る。今年オフにはメジャーへ挑戦か。
第4位:和田 康士朗(千葉ロッテマリーンズ)
今年、育成から支配下に登録された千葉のスピードスター。高校野球は未経験で陸上部出身という異色の経歴を持つ。
今年は主に代走での出場ながら、足と守備で大きな存在感を見せた。来年以降はさらなる出場機会を狙う。
第3位:近本 光司(阪神タイガース)
昨年に引き続き、2年連続でセ・リーグの盗塁王。本企画でも連続3位。とにかくスピードが速く、足でプレッシャーをかけられる選手。スライディング技術も向上し、昨年よりも盗塁数は減ったものの成功率は向上。打率も大きく伸ばし、二年目のジンクスは吹き飛ばした。
来年以降も怖い一番打者として君臨しそうだ。
第2位:増田 大輝(読売ジャイアンツ)
主に代走で起用される巨人の秘密兵器。足の速さはもちろんのこと、選手が評価するのは思い切りの良い走塁と根性。切羽詰まった場面で確実に盗塁を決め、二塁からホームに帰ってこれるのはまさに職人技。増田選手も育成出身で、走塁部門の育成出身者はこれで3人目。
今年の8月には野手ながら投手として登板するサプライズもあった。来年以降は走塁以外の活躍にも期待したい。
第1位:周東 右京(福岡ソフトバンクホークス)
今年のパ・リーグ盗塁王。昨年から足のスペシャリストとして1軍に定着した選手。
なんと100人中63人が投票するという圧倒的得票率。この結果に異論を持つ人はいないだろう。
理由の1つが圧倒的スピード。足の速い選手がたくさんいる中でも、周東選手の速さは更に上をいってる感じがする。盗塁でも走塁でも、一度スピードに乗ったらベースに等たるするまで全く減速しないのがすごい。
そして13試合連続盗塁という世界新記録のインパクト。NPB通算1000盗塁を超える福本豊さんの記録を塗り替え、世界記録まで更新してしまった。すごい。
今年のシーズン初めは盗塁数も少なく、レギュラーとして活躍し始めたのも今年が初めて。どこでも守れるユーティリティプレイヤーであることも特徴で、試合に出られる機会を多く持てる選手なので、さらなる活躍や前人未到の記録が期待できるかもしれない。
ここまで守備部門と走塁部門の選手について紹介してきました。順当なところや意外なところもあり、改めて選手の生の声が聞けるのは面白いなと感じますね。
次の土日はバットコントロール部門と変化球部門。こちらも実際に対戦した選手の生の声がとても貴重ですね。
土曜日は24:35~、日曜日は23:15~。リアルタイムで見れる人は是非ご覧になってはいかがでしょう?フジテレビです。
今回はこのへんで!次回のS-PARKの投票結果も紹介するのでお楽しみに!!