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【一体感ありすぎ】恐怖を覚えるプロ野球のチャンステーマTop5

2020年11月30日

チャンステーマとは?

プロ野球において、得点が入るチャンスになったときに流れる曲のこと。応援歌は各球団のオリジナルや、ある原曲をモチーフとして使用されている。一見普通の曲なのだが、ファンの大きな声援と上手く合わせると球場の雰囲気を一変させる力を持つ。

今回は実際に球場に行って感じた、守備側のチームが思わず恐れてしまうチャンステーマ、この曲が流れると点取られる気しかしなくなるような曲Top5を私目線で紹介する。

また、これは完全なる筆者の主観であることを事前にご了承いただき、以下を読んでいただければ幸いです。

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それでは早速内容をみていきましょう。




目次

恐怖を覚えるチャンステーマTop5

僕の独断で生で聞いたら恐怖すら覚えるような迫力あるチャンステーマを5つ紹介します。野球ファンにとってはお馴染みの曲もたくさん…?

第5位:阪神タイガース:チャンス襲来

阪神タイガースの特徴はファンが熱烈なこと。良くも悪くも阪神が大好きすぎて1つのプレー、1試合に熱中している。ホーム球場は兵庫県の甲子園球場だが、多いときは観客席の99%は阪神ファンで埋まってるんじゃないかと感じるほどファンが試合を観に来ている。

そんな熱い阪神ファンが送る声援は他の球団と比べても1.2を争うほどの声量。

ほぼ360°から聞こえるメガホンの音と声援に、守っている選手は間違いなく圧倒されているだろう。その中でも第5位で挙げたチャンス襲来が流れると、そのボルテージは更にギアが上がる。甲子園×チャンス襲来=怖い。

言葉で説明しても伝わらない熱気なので、ぜひこの動画をご覧ください。威圧感はNo.1かもしれません。

第4位:広島東洋カープ:チャンステーマ3(飛ばすチャンス)

平成中盤には15年連続Bクラスだった広島はここ数年で急激にファンを増やし、一時期はカープ女子が話題になるほどだった。そのおかげもあり、本拠地の広島マツダスタジアムはもちろん、他球団主催試合でも広島ファンが球場を多く埋めるほど、盛り上がりを見せている。

2016-2018年の3連覇したときと比較すると最近は落ち着いてきたように感じるが、ファンの熱量は阪神にも全く劣らない。赤い色に囲まれているだけで、広島の空気になっているように感じてしまう。

そんな広島のここ一番で使われるチャンステーマが、第4位のチャンステーマ3(飛ばすチャンス)。歌詞はほとんど「わっしょい」、「オイ!」しか言ってないが、曲のテンポ、ファンの声量、最後にある「ひろしま!」のシャウトなど絶妙にメリハリがあり、異常な盛り上がりをみせて球場を一体化してしまう。更に最近の広島は打撃陣が非常に強力なため、バッターの威圧感に大声援が加わると、もう打たれる気しかしない。

こちらも聞いたほうが速く理解できるので下記からどうぞ。

第3位:中日ドラゴンズ:チャンス決めてくれ

ここ数年はBクラスが続いたが、今年8年ぶりにAクラス入りして再び勢いを取り戻しつつある中日。2015年に旧応援歌が全て廃止され、新応援歌となったときはどうなるかと思いましたが、その後も名曲を次々に制作。さすが中日。(本来は狙い撃ちとか入れたかったけど…)

応援歌新体制の中日はチャンステーマで核となる曲がなかったイメージだったが、この「決めてくれ」ができてから、一気に必殺のチャンステーマに。

全員で叫べるポイントが数多くあること、第4位の広島と同様、最後の方に「決めてくれ」ともう一段階ギアを上げたシャウトがあることがこの曲のキーポイント。中日ファンは他球団と比べるとファン数は多くないですが、応援の一体感は1.2を争うレベルだと思ってます。

この曲がくると、きたかぁ。って思います。(笑)あと、普通に曲がかっこいい。結構他球団ファンでもこの曲好きな人は多いのでは?




第2位:千葉ロッテマリーンズ:チャンステーマ1

堂々の第2位。野球応援の圧力といえば千葉ロッテ。ホーム球場であるマリン球場では一面真っ白。ビジター球場では一面真っ黒(カラス集団という人もいる)。こんなに統一感のあるスタンド、そして応援は他11球団にはないと個人的に思っている。

2010年の中日との日本シリーズで初めて聞いたときには衝撃を受けた。歌詞はほぼなく「オー」と選手名くらいしか言ってない。でもファン1人1人の声が大きく、応援に熱心な人がほんとに多いので、ものすごい威圧感と声量が生まれる。この曲だけはうるさいという感情を抱く。

この曲の更にすごいところは希少性が高いこと。千葉ロッテは最近この他にも数多くのチャンステーマを採用しているが、よくあるチャンスのときには別のテーマを使い、最終回のここ一番!ってときだけこのテーマを使うことが増えてきた。みんな大好きなのになかなか歌う機会がない。

頻繁に使わないからこそ、これを使うときは全員が一体になる。だからこそ生み出される恐怖感。逆に生で聞くと感動する人もいるみたい。

第1位:埼玉西武ライオンズ:チャンステーマ4

私の中では文句なしのNo.1。2018,2019年は山賊打線と呼ばれる超重量級打線でパ・リーグ2連覇。パ・リーグファンはこの曲に絶望する人も多数いると聞いている。

この曲の特徴は3つある。

  • 前奏
  • 男女混声パート
  • 野球ファンからのイメージ

前奏はゆっくりと流れるリズムが、これから山賊打線によるチャンスの始まりの合図を告げるようにしか聞こえない。

このチャンステーマは男性パートと女性パートに分かれているところが大きな特徴。これは恐怖を与える部分ではないが、男性パートはかっこよく、女性パートはきれいに聞こえるのがとても良い。

女性パートの声量が大きいときはファンの人数が多いと言われている。まるで芸術。

最後はイメージ。相手チームにとって、この曲が流れると本気で点取られる気しかしない。怖いよりも絶望が近い。もともと西武打線が強力なのに、まとまると威圧感のあるチャンステーマを使われると、まさに鬼に金棒。

私も現地で歌った経験があり、この曲が流れるとどんな場面でも流れが西武側に寄る気がする。歌ってるときはなにかやってくれるんじゃないかとすごい期待が持てる。実際ただで終わった記憶はほとんどない。

この曲は声量のメリハリ、かっこよさ、キレイさ、まとまり、テンポのどれを取っても完璧。ぜひプロ野球を見たことがない人にも一回聞いてほしい曲。

チャンステーマは球場の空気を一変させる

チャンスの場面では点を取りたいのはどのチームも一緒。今年はコロナ禍で声を出しての応援がなかったが、これまでは応援の力で展開が一気に変わった試合も少なくなかった。ファンにも選手にも猛烈にインプットされていると思う。

ぜひ球場に足を運んだときには、これ以外にもチャンステーマに着目して音楽を聞いてみると面白いですよ。




  • この記事を書いた人

たい太郎

野球好きのデータサイエンティスト|野球歴14年|プロ野球観戦は10試合/年|応援歌好き:外野席によく出没|ヤクルトファン歴10年|主にプロ野球・野球観戦に関するお役立ち情報や考察を発信|ときどき野球以外。

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