今年もやってまいりました!プロ野球ファンならおなじみであろう、S-PARKの100人分の1位の企画。
これは1軍で活躍している100人のプロ野球選手が各部門でその年最も活躍した、すごいと思った選手を投票し、部門No.1を決める企画。
12/19にスピードボール部門、12/20にパワーヒッター部門の発表がありました。
今回も簡単に私の考察も交えながら見ていきましょう!
第一弾:守備・走塁編
【S-PARK】毎年恒例✨100人分の1位の結果発表〜守備・走塁編〜
第二弾:バットコントロール・変化球編
【S-PARK】毎年恒例✨100人分の1位の結果発表〜バットコントロール・変化球編〜
目次
- 12/12:スピードボール部門
- 昨年の結果(Top3)
- 今年の結果(第4位~第1位)
- 12/13:パワーヒッター部門
- 昨年の結果(Top3)
- 今年の結果(第4位~第1位)
- 100人分の1位:まとめ
目次
100人分の1位:スピードボール部門
投手の球速や球の速さの体感に関して最もすごいと思った選手が選ばれる部門。球界のスピード王は果たして誰だ?。
まずは昨年の結果を見てみよう。
スピードボール部門:2019年度Top3
- 第3位:エスコバー(横浜DeNA)
- 第2位:ロドリゲス(中日)
- 第1位:千賀 滉大(ソフトバンク)
昨年は外国人左腕が2人ランクイン。伸びがあるよりか、落ちずに突き刺してくるようなストレートに苦戦したバッターが多い印象でした。
千賀投手は昨年の開幕戦初回に161km/hを連発したため、バッターたちも強烈なインパクトがあったのでしょう。
今年はランキングにかなり変化がありました。果たして結果は…
スピードボール部門:2020年度投票結果
第4位:スアレス(阪神)
ストレートで押すピッチングが持ち味の速球派投手。ストレートの平均球速は155.7km/hと今年のピッチャーの中でNo.1。
彼が抑えで出てくると、対戦相手は勝ちを絶望するほど。ストレートは打てない印象が強くあるピッチャーでしたね。
来シーズンの去就が注目でしたが、阪神に残留してくれそうなので阪神ファンはホッとしたでしょう。来季もセ・リーグの高き壁として君臨するはずです。
第3位:千賀 滉大(ソフトバンク)
今年はストレートでも三振を量産。速くて強いストレートは打者からも脅威でしかないですね。
1番の武器であるフォークに意識があるとストレートで振り負けてしまい、打者も割り切って打席に入らないと攻略は難しいようです。
来年以降も打者たちを無双するのでしょうか…
第2位:藤浪 晋太郎(阪神)
5年ぶりに本企画に戻ってきた藤浪投手。新人から3年間連続で2桁勝利と順調なスタートでしたが、その後はフォームバランスの崩れと制球難に苦しむ時期が続いてました。
今年は先発として、久しぶりに勝利をあげた後は中継ぎとして豪速球を連発。とにかく早いストレートで打者をねじ伏せる投球が光りました。
彼のポテンシャルは全員が認めています。来年以降もコントロールを改善しつつ、豪速球を見せ続けて欲しいですね。
第1位:平良 海馬(西武)
西武の中継ぎ陣を支える剛腕。そのストレートは160km/hを計測するのはもちろんすごいのだが、球質が重いのが特徴。
対戦したバッターの中には「待ってても打てないストレート」と評するほど。
上背はないですが、全身を使った思い切りの良いフォームからのボールにはとても力を感じます。
加えてクイックモーションも早いので、バッターはタイミングも取りづらいのではないでしょうか。
来年以降もセットアッパーとしてフル回転に期待がかかります。
100人分の1位:パワーヒッター部門
パワー・打球の飛距離に関して最もすごいと思った選手が選ばれる部門。球界のパワーヒッターは果たして誰か。
まずは昨年の順位のおさらいから。
パワーヒッター部門:2019年度Top3
- 第3位:村上 宗隆(ヤクルト)
- 第3位:吉田 正尚(オリックス)
- 第2位:ソト(横浜DeNA)
- 第1位:山川 穂高(西武)
2年連続で山川選手が1位に。フルスイングが持ち味だったり、豪快なホームランを打てる選手がランクインする傾向がありますね。
その年の結果やイメージで大きく左右されるのがパワーヒッター部門。果たして今年の結果はいかに。
第4位:岡本 和真(巨人)
大きな下半身と振り抜く技術が特徴の右の長距離砲。3年連続30本のホームランは生え抜き巨人の選手では松井秀喜さん以来。
彼の武器は体の強さです。プロ野球はハードワークゆえに夏場に体重が落ちてパフォーマンスが悪くなる選手も多いのですが、岡本選手は逆に増えるそう。強さと体調管理によってレギュラーになってからは高いパフォーマンスを発揮できてるのでしょう。
第4位:村上 宗隆(ヤクルト)
高卒3年目にしてヤクルトの4番を任され、タイトルまで取ってしまう怪物です。昨年は打率と三振がリーグワーストと課題が顕著に現れましたが、今年の打率は.307と大きく改善。一気に恐怖の打者へと変貌しました。
成績だけでなく、ベンチでも先頭に立って声を出しチームを鼓舞する姿もよく見られ、もう彼なしでは今のスワローズは語れません。来年以降もプレー、姿勢でどんどんチームを盛り上げてくれるでしょう。要注目です。
第3位:オースティン(横浜DeNA)
1番の特徴は打球の高さと選手は口を揃えて言ってました。
打球音、打球の速さ、打球の高さはセリーグの選手では規格外。ホームラン1つ1つも大きいので、筆者にも強烈なインパクトが残ってました。
もしフルシーズン帯同してたらどんな成績を残してたのか…と考えるとゾッとしますね。DeNAファンの方は来年のオースティン選手の成績に大きく期待しましょう。
第2位:浅村 栄斗(楽天)
西武時代は広角打法と勝負強さが特徴的で中距離ヒッターの印象が強かった浅村選手。楽天に移籍してからは更にパワー全開で長距離砲へと進化しました。
遠くへ飛ばすための体の使い方が上手く、体重を思いっきり後ろに残すスイングを見ると、打球を飛ばせる打ち方だなぁと感じます。
技術力、パンチ力を評価する選手が多かったですね。
第1位:柳田 悠岐(ソフトバンク)
凄まじいフルスイングから放たれる打球は飛びすぎて規格外。明らかなボール球をホームランにする変態打ちも規格外。日本では1.2を争うパワーを持つと評価された男が5年ぶりの1位に返り咲きました。
中でも選手内で大きく印象に残った打席はドームの天井直撃ホームラン。10m以上の高さにある照明に直撃させたのは見たことありませんでした。
気になる方は以下の動画を見てください。一言でいうとやばいです。
100人分の1位:まとめ
3週間にわたって100人分の1位の6部門が発表されました。野球ファンの方は聞けば納得するメンバーだったと思います。ここで1位のメンバーをおさらいしてみます。
守備:菊池 涼介(広島)
バットコントロール:近藤 健介(日本ハム)、吉田正尚(オリックス)
変化球:菅野 智之(巨人)
スピードボール:平良 海馬(西武)
パワーヒッター:柳田 悠岐(ソフトバンク)
バットコントロール部門の2人とスピードボール部門の平良投手が初受賞でした。
来年はどんな選手が活躍するのか楽しみです!
他の部門が気になる方は以下の記事からチェックしてみてください↓
第一週:守備・走塁編
【S-PARK】毎年恒例✨100人分の1位の結果発表〜守備・走塁編〜
第二弾:バットコントロール・変化球編
【S-PARK】毎年恒例✨100人分の1位の結果発表〜バットコントロール・変化球編〜