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【初心者向け】野球の専門用語を一覧にしてまとめました

野球中継とか観戦で出てくる専門用語が難しくてわからない…わかりやすく単語を教えて欲しいです

このような悩みを解決します。

この記事を書いた人
野球専門用語の基礎編

最近は野球観戦する方は幅広い年代にわたり、どんな方でも楽しめるようになりました。特に球場では様々なイベントが開催され、野球以外でも面白いコンテンツがたくさんありますね。

ですが、野球を見始めると審判が難しい単語を発したり、解説者は専門用語を連呼したり、初心者の方はパッと理解するのは難しいですよね。

この記事では野球歴14年の僕が野球で使われる専門用語を紹介していきます。

超基礎的な単語は除いており、野球観戦に出てくる程度の難しさのものまでにします。

これを適宜見返すことで用語の意味と場面が少しずつ繋がってくると思います。

たい太郎
この記事を辞書がわりに使っていただければ嬉しいです!早速みていきましょう!




目次

野球専門用語〜基礎編〜

ここでは野球の専門用語について、基礎的な単語からちょっと難しめの単語まで紹介します。

冒頭で話した通り、超基礎的な単語は記載していません。

一からルールや単語を学びたい方はこちらの記事を参照してくださいね。

守備編

さばく

守っている選手がボールを取ること。綺麗な動作の時に「ボールをさばく」という表現で使います。

逆シングル

グラブをつけている手と逆側のボールを片手で取る動作。腕をねじってグラブの出す向きを変えるので、少し応用とされている。

フォースアウト

ベースを踏んでアウトを取ること。塁が詰まっている時にランナーが向かっている塁を踏むとアウトになる。

タッチアウト

ランナーに直接タッチしてアウトを取ること。フォースアウトとは異なり、塁が詰まっていない時はランナーは進む、戻ると2つの選択肢がある。この時はベースから離れたランナーをタッチしなければアウトにならない。
例)盗塁、タッチアップ

ショーバン

ショートバウンドの略。ボールが地面についてバウンドした直後の状態をさす。

浅め・深めの守備

野手の守備位置をさす。定位置よりホームベース側に近づいているときは浅い守備、定位置からホームベースよりと遠い場合は深い守備という。

ダイビングキャッチ

打球を飛び込んでキャッチすること。ギリギリ追いつかないような打球でよく見られる。ノーバウンド・ゴロのどちらでも使われる。

タッチアップ

打者が飛球を打ち上げ、野手が補給した後にランナーが次の塁へ進塁を試みること。捕球する前に塁を離れる、次の塁に着く前にタッチされればアウトになる。2塁→3塁、3塁→本塁が多い。

バックホーム

内野手、外野手が3塁ランナーをアウトにするために本塁へ送球すること。

ランニングスロー

守っている野手が走りながら送球すること。体の動きや勢いを活かして投げる場合によく使われる。

6-4-3

ダブルプレー(ゲッツー)の時に関わったポジションの選手を示す方法。番号はポジションの番号。6−4−3の場合は「ショートゴロ→2塁ベースでセカンドが捕球→1塁ベースでファーストが捕球」でダブルプレーが成立したときの流れ。

イレギュラー

ゴロが不規則に変化、バウンドすること。イレギュラーが原因でよくエラーが起きる。

クッションボール

外野フェンスに直接当たった打球。また、それを捕球すること。

シフト

バッターの特徴に合わせて守備位置を変えること。
例えば左バッターで引っ張る打球が多いなら、セカンドが通常よりファーストベース寄りに守ったりする。

打撃編

トップバッター

イニングで一番初めに打席へ入るバッターのこと。

ネクストバッターサークル

次に打席へ向かう打者の待機スペースのこと。ベンチを打席の間に引かれている5フィート(約150cm)の円で、マスコットバットやバットの滑り止めなどが置いてあり、次の打席へ備える。

クリーンアップ

スターティングメンバーの3,4,5番をまとめた総称。チーム内で打撃の実力が高く、中心選手が起用される。

引っ張り

バッターの打席方向に打球を飛ばすこと、また飛ぶ傾向があること。

右バッターならレフト方向、左バッターならライト方向。

流し打ち

バッターの打席方向と反対へ打球を飛ばすこと、また飛ぶ傾向が多いこと。

右バッターならライト方向、左バッターならレフト方向。

マルチヒット

1試合で2本以上のヒットを打つこと。

猛打賞

1試合で3本以上のヒットを打つこと。

テキサスヒット

ピッチャーが打ち取った打球が野手の間に落ちて結果的にヒットとなったもの。ラッキーヒットやポテンヒットとも呼ぶ。

アベレージヒッター

一般的にヒットを量産するタイプのバッターをさす。ホームランの数より打率の高いバッティングをするバッター。

パワーヒッター

ホームランや長打を狙い、大きい打球を多く放つバッターをさす。打率はバッターにより様々だが、ホームラン・打点は高い傾向にある。

固め打ち

1試合で複数安打打つことの総称。コンスタントに結果を残すより、1試合でまとめて結果を残すタイプ

粘る

打席でなかなかアウトにならず、ファール、際どいボールを見逃すなどで相手ピッチャーに球数を多く投げさせること。

選球眼

ストライクとボールを見極める力のこと。この能力が高いことを「選球眼が良い」と言う。

セーフティーバント

自分が出塁するために試みるバント。サードの前やピッチャーとファーストの間などに転がすことが多い。

投手編

サイドスロー

腕を体の横から出すピッチャーの投げ方。腕は地面と平行にしてボールをリリースする。横手投げやサイドハンドとも呼ばれる。

アンダースロー

腕を地面スレスレまで伸ばし、体を傾けて投じるピッチャーの投げ方。下手投げ・サブマリンとも呼ばれる。

クイック

ランナーがいるとき、盗塁されないように通常より投球動作を早くすること。ランナーがいない時もバッターのタイミングを崩すために取り入れるピッチャーもいる。

牽制

ランナーに自由な動きをされないように、ピッチャーがバッターに投げず塁上に送球すること。本気でアウトにするための牽制と様子を伺うための牽制がある。

球持ち

ピッチャーの投げるボールの出どころが見づらい投手の技術をさす。この技術に優れることを「球持ちが良い」という。球持ちが良いとバッターはスピード以上に球が速く感じたり、ピッチャーの癖を見破りにくくなる。

変化球

ピッチャーが投げるストレート以外の球種全般をさす。有名な変化球を一部紹介する。

  • スライダー
  • カーブ
  • フォーク
  • ツーシーム
  • カットボール

ツーシームはストレートに近い球種ですが、打者の手元で微妙に動くので変化球としてます。

キレ

変化球の曲がり・ストレートの体感速度がバッターの想像を超えるボールに対して使われる。キレのいいボールはバッターがわかっていても中々打てないボールと判断される。

みのさん

「見逃し三振」の略称。野球経験者がよく使う。

〇〇ロー、〇〇ハイ

ピッチャーが投げたボールのコースを示す。例えば、インローはバッターに近いコースで低めの球をさす。

リリーフ

試合の途中から登板する投手をさす。中継ぎ投手とも呼ぶ。2番手以降の投手は基本リリーフである。2イニング以上投げた場合に「ロングリリーフ」と呼ぶ。

セットアッパー

リリーフの中でエースと呼ばれるピッチャーをさす。リリーフエースともいう。勝ってる試合の8回やピンチの場面で多く起用される。

クローザー

リリーフの中で、試合の最後を締めるピッチャーをさす。守護神・抑えとも呼ぶ。主に勝ってる試合の9回、終盤で絶対に失点できない場面、延長戦の最終回に多く起用される。

試合進行編

ボーク

ピッチャーの反則行為をさす。マウンドのプレートを踏んでいない時、投球動作を途中で止めた時などに適用される。

ランナーがいない時はボール1つ、ランナーがいる時は全てのランナーが1つ進塁する。

フィルダースチョイス

守備の判断ミスによりランナーもバッターもアウトにできなかったとき、ヒットでもエラーでもなくフィルダースチョイスと判定される。判断ミスではなく、精一杯のプレーでアウトにできないときは内野安打になる。

野球場の電光掲示板にある「Fc」はフィルダースチョイスをさしている。

振り逃げ

バッターが三振したボールをキャッチャーが捕球できなかった時、三振の権利がなくなりバッターに進塁しようとすること。ボールをこぼしたキャッチャーはバッターランナーが一塁に到達する前にファーストへ送球できればアウトにできる。

記録は進塁の有無にかかわらず三振になる。

インフィールドフライ

ランナーが詰まっていて、内野のフェアグラウンド内にフライが飛んだとき、故意的な落球によって、フライを捕球するより多くのアウトを稼ごうとする行為を防ぐために打者のアウトを申告できるルール。宣告された時点で打者はアウトになるため、落球してもランナーに影響はない。

野球専門用語〜応用編

専門用語応用

ここでは頻繁には出てこない中級者向け単語になります。覚えたらあなたも野球マスターに一歩前進…?

応用編

挟殺

ランダウンプレーともいう。ベース間に挟まれたランナーを野手で挟み込んで、徐々に追い詰めながらタッチしてアウトにするプレー。

ランナーが2人以上いるとどちらも気にしなければならず、非常に頭を使うプレーである。

コリジョンルール

2016年より日本のプロ野球で導入された、ホームベースでの衝突を防ぐために設けられたルール。過去にランナーがキャッチャーに向かってタックルするケースが何度もあり負傷者が続出したため、また、キャッチャーが得点されないようにホームベースを塞ぎ込むのを防ぐためにコリジョンルールが作られた。

プッシュバント

勢いをつけて強めに転がすバント。野手の間を狙い誰が取るか悩ませる位置に転がして、打者が出塁するためにおこなう。

フレーミング

ストライクとボールの判定が際どいボールをストライクに見せるキャッチングの技術。

一歩目

内野手・外野手が打球に対して素早く追いつけるようにバットに当たった瞬間にポジションからボールを追う一歩目をさす。

サイン

ベンチからの指示を体を触ってバッターに対して指示を送ること。キャッチャーがピッチャーに指で投げる球種の意思疎通を行う手段にも使う。

お見合い

誰が取るか判断できない場所にフライが上がり、結局誰も取らずにボールが落ちてしまうこと。

さいごに

今回は野球用語を50個ほど解説しました。

もしわからない単語があればもう一度見にきてくださいね。

もっと細かく知りたい方はネットで検索すれば詳しく解説している記事や動画が出てきます。

1つでも多く知っていれば、より野球を楽しくプレーでき、観戦できますよ。

今回は以上になります。

  • この記事を書いた人

たい太郎

野球好きのデータサイエンティスト|野球歴14年|プロ野球観戦は10試合/年|応援歌好き:外野席によく出没|ヤクルトファン歴10年|主にプロ野球・野球観戦に関するお役立ち情報や考察を発信|ときどき野球以外。

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